先月、みなとみらい線が開業しました。テレビなどで大きく報道されていましたね。東横線は横浜〜桜木町間が廃線になり、横浜は地下駅になりました。二駅ほど渋谷よりの駅を過ぎたあたり、山岸家のちょうど目の前あたりから下降し始め、地下に潜ります。
ずいぶん長い工事でした。まだ工事していますが。昼間は電車が営業しているので、軌道を変えるあたりは毎晩、終電から始発までの間に線路の下をえぐり取る工事をします。夜間なので音を出さないように注意して工事をしてくれるのですが、それでも騒音でいらいらする夜もありました。(昼間はあまり注意してくれてないらしく悠希がお昼寝を妨げられたことがありましたが。)
ある朝家の窓から見下ろすと、MM21線の真新しい車両が2両、自宅の前の工事柵内に運び込まれていました。夜中にこんな大きなものをトラックで運んで来たようです。伴走してきたらしい2台のトレーラーには車輪がついた台車がそれぞれ1両分、それだけでも重々しい感じです。一晩に2両運び、昼間に地下軌道に入れる。これを4回繰り返して8両編成の車両ができあがりです。互換性を試すためか、その後東急の車両も同じように地下軌道に入れていました。どこから聞きつけたか鉄道マニアがやってきて新しい車両をパシパシ写真に収めていました。
軌道の切り替えの夜はすごい数の作業員が集まりました。ある日突然村が都になったような感じです。昼間のような明るい照明の下で、三色に色分けされたゼッケンをつけて、一気に工事が始まりました。桜木町駅に最終電車が入るのが1時過ぎ。これを回送で渋谷方面に戻さないと軌道を切り替えられません。朝は5時頃に始発電車が来ます。それまでに試運転もしないといけません。2時頃見たときは工事は始まっていましたが軌道は変わっていなくて、始発までに終わるのかなぁと思いました。中央線の工事が昼まで長引いたことを思い出しました。が、夜に弱い私は布団に潜ってしまいました。物好きな両親は夜もすがらビデオを片手に見物していたそうです。
工事の音で目を覚ますと4時でした。どんな感じ?と思って窓から見下ろしてみると、なんともう古い軌道は取り外され地下へ向かう軌道とつながっていました。一瞬芸のようです。肝心なところを見ていませんでした。架線もちゃんとつながっていて、もう点検段階に入っていました。そして渋谷方面から試運転の電車が1本、ゆっくりと新しい線路を踏みしめるように地下へ潜っていきました。工事の作業員と近くの見物人から静かな拍手が上がりました。続いてもう1本、今度は回送電車が入って行き、逆方向からも試運転の電車が着ました。以前、1日2両ずつ軌道に入れられた車両です。そのあと始発電車。いつもの始発ではあり得ない数の乗客を乗せて地下に潜っていきました。こんな寒いのに、こんな時間にあれに乗っている人は物好きな人たちだろうな…と思いましたが、あとで聞いたら親も乗ってました。
その日は、もう一度寝て、3人で横浜まで行きました。横浜には新しいコンコースもできて、いろいろ探検してきました。開業にあわせたイベントがいろいろありました。その次の日は親と元町・中華街駅まで。どちらも通勤電車並みのすごい人だかりで、改札を通過して地上に出るだけでとても大変でした。中華街では穴場のお店で満足し、店を出たらちょうどパレードが来ました。中田市長、獅子舞、龍舞、爆竹、鼓笛隊…いつもながらの横浜のパレードですが、こういった中華街のパレードがライバルの元町を行進するのは意外にも初めてらしいです。
東横線が下降し始め地下に潜る様子を眺めるのに絶好のポイントらしく、自宅の屋上から撮影をさせてくださいという依頼が何件かあったらしく、日テレでは自宅屋上からの映像が放映されたようです。あとで聞いたので私は見ていませんが、日テレボールペンをもらいました。(^^;)